先輩社員紹介
INTERVIEW
生産技術
自分の中に技術の芯を作る。 工場への指導などを通して、 技術を広く波及させていきたい。
Takei Yuta
生産技術部 技術管理グループ
2016年入社
PROFILE
技術管理グループで、国内外の工場への技術指導などを担当。生産現場の問題を検証し、課題解決する役割を担う。また、生産現場のIoT化や効率化にも力を注ぐ。
CHAPTER 01
「自分の本当にやりたいこと」は何か。
大学時代は生物学を専攻し、植物プランクトンの生態を研究していました。この分野の出身者は食品関係に進むことが多く、私も最初は同じように考えていました。しかし、就職活動を進める中で、「本当に自分のやりたい仕事ができるのか」と考えるようになったのです。改めて自分のやりたいことを考える中で頭に浮かんだのが、趣味で続けていたロードバイクのことでした。ロードバイクに乗る際、私がずっと使っていたのがGoldwinのグローブで、長時間使っても手のしびれなどがなく愛着を持っていました。このグローブのように「使っていて良かったな」と思えるようなものづくりに携わり、人に感動を与えたい。そんな気持ちが芽生えてGoldwinを志望しました。
入社後、私が配属されたのが、生産技術部の技術管理グループという部署です。1年目は富山工場の生産ラインの保全業務を担当し、2年目からは海外工場への技術指導を担当してきました。また、最近は生産現場のIoT化にも携わっています。
CHAPTER 02
技術ベースで意思疎通を図る。
国内外の工場で日々、加工に関するさまざまな問題が生じます。そうした問題を技術的に検証し、解決する役割を担っています。私が取り組んだ事例の一つが、ウエアの生地の間にマジックテープを埋め込む加工です。従来はプレス機による接着とミシンで縫う加工を組み合わせていましたが、自動機を使えばスイッチを押すだけで縫い上げられるようになります。このように新たな加工の方法を考え、実用化につなげることも、私の重要な仕事です。
現場で問題解決に取り組む際、私は技術ベースで意思疎通を図ることを心がけています。印象に残っているのが、上司と海外出張に行った時のことです。ある工場でミシンの調整について質問を受けたのですが、上司も私も現地の言葉が話せませんでした。そこで上司がミシンの調整方法を実演したところ、まわりに技術者が集まり、実演の意図を理解してくれました。たとえ言葉が通じなくても、技術をベースにすることによってコミュニケーションを取ることができる。そういう重要なことを学んだ出来事です。
CHAPTER 03
自分の中に、技術の芯を作る。
自分が考えたことを現場に落とし込んだ時、想定していなかった問題が発生することがあります。そういう場面で実感するのは、お互いの考えをすり合わせる難しさです。その一方で、「そういう発想もあるのか」と発見できることも多くあります。現場での気づきや発見を大切にしながら課題解決を進めていくことに、面白さを感じています。
私の今後の目標は、自分の中に技術の芯と呼べるものを作ることです。その際、自分が技術を身につけるだけでなく、技術を多くの人に波及させていかなければ会社全体の底上げにはつながりません。しっかりと技術や知識を蓄え、まわりに広げていける人間になりたいと思っています。
Goldwinは、社員同士が部署の垣根を超えてつながっている会社です。社員同士の連帯感が強く、仕事で行き詰った時でも他の部署の人の知恵を借りながら解決していける環境があります。人間関係の良さが会社としての強みになっていることが、当社の魅力だと思っています。
紹介動画
MOVIE
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始業。部署内のミーティングが行われた後、製品の加工に関する検証業務を行います。
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昼食
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生産現場からの連絡を受けて現場の課題解決に取り組みます。また、テック・ラボなどの研究部門に依頼して検証業務に協力してもらうこともあります。
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終業
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月~金
曜日によって業務が決まっているわけではなく、その時の業務状況に合わせてスケジュールを組みます。海外工場とのやり取りについては、コロナ禍で現地に行くことが難しいので、ウェブシステムを使ったミーティングや動画を使った技術共有など工夫しています。
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土・日
趣味のロードバイクは今も続けています。また、富山に来てから始めたのがスノーボードです。クルマで1時間も走ればゲレンデに着くので、いつでも気軽にスノーボードを楽しめます。富山はアウトドアの環境がとても充実しています。
募集要項
GUIDE LINE