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代表取締役 社長CEOのポートレート写真

株主・投資家の皆さまへ

株主・投資家の皆さまには、日頃より格別のご高配とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

2026年3月期は、売上高、営業利益、経常利益はそれぞれ過去最高を更新することができました。皆さまからの長年にわたるご支援の賜物であり、改めて深く感謝申し上げます。
一方、2025年11月以降の中国大陸からのインバウンド需要の大幅な減少、および温暖化による秋冬商品の需要の変化が、第3四半期以降の販売環境に逆風となりました。結果として売上高は計画を下回る着地となりました。インバウンドの先行きが不透明な状況は2027年3月期の見通しにも影響を残しており、引き続き慎重に注視してまいります。
また、韓国でザ・ノース・フェイスを展開する合弁会社ヤングワンアウトドアコーポレーションの売上高も過去最高を更新することができましたが、当社の持分法利益については為替の影響を強く受けたことで減少しました。また、株式売却に伴う特別損失を計上したため、連結における当期純利益は昨年を下回りました。

このような逆風環境にありながらも、当社が中期経営計画の中で大きな柱としている、オリジナルブランドゴールドウインの売上高を33年3月期までに500億円まで伸長させる「Goldwin500」のプロジェクトについては順調に推移しています。
26年3月期には、日本国内で2店舗、中国大陸で5店舗の直営店を新たに出店するとともに、グローバルでのマーケティング強化を目的に、ロンドン、ソウル、ニューヨークシティ(ニューヨークシティへの出店は2026年4月)へも出店し、グローバルブランドとしての認知拡大を進めています。中国大陸の直営店においては、日本国内のインバウンド減少のような影響はなく、プレミアムスポーツブランドとしての評価を獲得し、着実な成果を得ています。27年3月期には、さらに日本で2店舗、中国大陸で6店舗の新規出店を予定し、既存店の売り上げ拡大とともに大きく伸長させる計画です。

引き続き予断を許さない世界情勢の変化への対応や、気候変動等による需要予測の精度向上が求められる中、当社グループは引き続き、短期的な売上高の拡大ではなく、売上総利益率の確保ならびにブランド価値向上を優先する経営戦略を一貫して行い、中期経営計画の達成確度の向上に努めてまいります。株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2026年5月

代表取締役社長CEO
渡辺貴生