トップメッセージ Investors
株主・投資家の皆さまへ
株主・投資家の皆さまには、日頃より格別のご高配とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2026年3月期第3四半期は、物価上昇の影響などによる消費者の節約志向が続くなか、気温変化やインバウンド影響など、秋冬商戦の進み方が例年とは異なる四半期となりました。特に、10、11月は寒気の流れ込みによって強く冷え込む日があったことで、秋冬物の立ち上がりは堅調に推移しました。また11月後半のブラックフライデーも消費を後押しするなど、消費の山が前倒しとなりました。
一方、12月は国内都市部店舗を中心に、中国大陸からの旅行客によるインバウンド売上が減少したことと、気温が高めに推移したことによりハイロフトダウンジャケット等の重衣料の動きが鈍る局面もありました。しかし、フリースやシェルジャケット、中わたジャケット等の中間着や、重ね着に適したアイテム、また「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」の定番ダウンであるヌプシジャケットが堅調に伸長するなど、同じアウターカテゴリのなかでも売れ行きに差が生じました。
こうした環境下でも、当社は機能性の高い製品提案に加え、直営店の出店や既存店舗の大型化等を通じて、店頭での体験価値を高める取り組みを進めてまいりました。その結果、累計の売上高は99,472百万円(前年同期比102.7%)、営業利益は18,717百万円(同110.5%)となり、前年同期比での増収・増益を確保しました。あわせて、売上総利益率も前年同期から改善し53.5%となりました。
なお、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期を下回りました。主な要因は、持分法適用関連会社である韓国YOUNGONE OUTDOOR Corporationにおいて、売上は増収基調を維持したものの、為替変動やコスト上昇等の影響を受けて減益となり、当社が取り込む関連会社利益が前年から減少したことによるものです。国内事業では増益を確保したものの、この要因が連結利益を押し下げました。
当社は、引き続き、気候や需要の変化を前提とした製品企画・投入精度の向上、販売機会の最大化、過度な値引きに依存しない販売体制の強化を進めてまいります。株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2026年2月
代表取締役社長CEO