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2026年3月期 第4四半期

通期の業績

売上高、営業利益高ともに過去最高

2026年3月期 通期(4~3月)の売上高は137,516百万円となり、前期比3.9%増で、過去最高額となりました。
利益面では、売上総利益が73,065百万円(前年同期比6.0%増)と伸長し、売上総利益率は53.1%と前期から1.0ポイント改善しました。加えて、前期に計上したJ-ESOP等の一過性費用の影響が剥落したこともあり、営業利益は25,980百万円(前年同期比18.6%増)となり、営業利益率も18.9%と前年同期から2.3ポイント改善しています。
経常利益は、韓国YOUNGONE OUTDOOR Corporationからの持分法投資利益が減少した影響により、34,025百万円(前年同期比10.4%増)となりましたが、株式売却に伴う特別損失の計上により、当期純利益は24,264百万円(前年同期比0.8%減)となりました。
2026年3月期は、中国大陸からのインバンド減少などの影響もあり、厳しい環境下ではありましたが、成長性、収益性ともに、高水準を維持しています。

通期実績(単位:百万円)
売上高 売上総利益 営業利益 経常利益 当期純利益
実績(通期) 137,516 72,946 25,859 33,904 24,094
前期比 103.9% 105.8% 118.0% 110.1% 98.6%
前年同期比(四半期) 107.3% 106.5% 143.8% 137.7% 131.0%
売上高利益率 53.0% 18.8% 24.7% 17.5%
前期実績 52.1% 16.6% 23.3% 18.5%
四半期別推移(単位:百万円)
1Q 2Q 3Q 4Q 通期
売上高 実績 23,878 31,711 43,882 38,044 137,516
前期比 97.1% 110.2% 101.0% 107.3% 103.9%
営業利益 実績 2,079 4,880 11,758 7,142 25,859
前期比 113.1% 144.6% 100.3% 143.8% 118.1%
当期純利益 実績 3,189 3,609 8,453 8,842 24,094
前期比 87.1% 85.8% 86.0% 131.0% 98.6%

事業区分別の売上動向

第4四半期(1~3月)はいずれの事業も好調に推移しました。まずパフォーマンス領域は、終了ブランドや、12月以降の中国大陸からのインバウンド需要の減速の影響を受けながらも、第4四半期で反転し、通期では増収となりました。
次にライフスタイル領域は、春物アイテムが好調に推移し、通期で前年を上回る着地となりました。またファッション領域は、THE NORTH FACE Purple Labelが引き続き好調を維持し、前期比18.3%増で着地しました。  

事業区分別売上高(単位:百万円)
※その他事業:旅行代理店業、カフェなどの「その他」事業など
事業区分 3Q累計
売上高
3Q累計
前年同期比
4Q
売上高
4Q
前年同期比
通期
売上高
通期
前年比
通期
構成比
4Qの
傾向変化
パフォーマンス 28,910 99.3% 11,742 107.5% 40,652 101.5% 29.6% ↗ 回復
ライフスタイル 60,332 100.7% 21,946 106.4% 82,279 102.1% 59.8% → 堅調
ファッション 9,014 118.3% 4,052 104.0% 13,066 113.4% 9.5% → 堅調
その他 1,215 758.8% 303 1131.3% 1,518 812.2% 1.1% ↗ 伸長
全社合計 99,472 102.7% 38,044 107.3% 137,516 103.9% 100.0% → 堅調
(注)パフォーマンス特殊影響:終売ブランドによる減収影響を含む。

月次動向

左側が上半期、右側が下半期および通期の月次売上高実績です。
第4四半期(1~3月)の月次売上高は、計画比94%、前年同期比104%となりました。
中国大陸からのインバウンド需要減少や一部冬物アイテムの苦戦は続いたものの、春物立ち上げと卸業業態への一部先入れ納品などが奏功し、3月は回復しました。
通期では計画比97%、前年同期比102%で着地しています。なお、月次動向は「月次ベース売上高」を使用しているため、連結売上高の金額や比率とは一致しません。

計画比 前年同月比
1Q 4月 107% 96%
5月 93% 95%
6月 102% 101%
1Q計 101% 97%
2Q 7月 101% 112%
8月 101% 109%
9月 101% 105%
2Q計 101% 108%
上期計 101% 103%
(注)「月次ベース売上高」を使用しているため、連結売上高の金額や比率とは一致しない
計画比 前年同月比
3Q 10月 101% 102%
11月 100% 104%
12月 87% 93%
3Q計 96% 99%
4Q 1月 92% 101%
2月 86% 95%
3月 107% 118%
4Q計 94% 104%
下期計 95% 102%
通期計 97% 102%

直営店インバウンド売上状況

インバウンド比率は前期比+1.1ptの26.5%。
上期の増分と、中国大陸以外のインバウンド需要でカバー

第4四半期(1~3月)の直営インバウンド比率は、中国大陸からのインバウンド需要減少により、前年同期比で▲2.9pt減少しました。
通期のインバウンド比率は、上期増分と中国大陸以外のインバウンド需要の増大により、前期から1.1pt上昇の26.5%となりました。
中国大陸からのインバウンド売上高構成比は、前期の57.4%から49.6%まで減少した一方、台湾・韓国・タイなどのアジア地域を中心に、他国からのインバウンド需要は二桁伸長が続いています。

四半期別インバウンド比率推移(直営店)
25.3期 26.3期 前年同期差 中国大陸構成比 中国以外構成比
1Q 24.5% 28.1% +3.5pt 56.6% 43.4%
2Q 23.3% 26.3% +3.0pt 60.9% 39.1%
3Q 20.7% 22.4% +1.7pt 47.2% 52.8%
4Q 34.3% 31.4% ▲2.9pt 40.2% 59.8%
通期 25.5% 26.5% +1.1pt 49.6% 50.4%
(注)中国は中華人民共和国と香港の合計
月次インバウンド比率(前期比)
月次 25.3期 26.3期 前年同月差
1Q 4月 25.5% 30.9% +5.3pt
5月 24.2% 27.4% +3.2pt
6月 23.9% 25.6% +1.7pt
2Q 7月 24.8% 24.3% ▲0.5pt
8月 23.2% 28.3% +5.1pt
9月 22.0% 26.3% +4.3pt
3Q 10月 24.6% 27.9% +3.3pt
11月 17.8% 18.9% +1.1pt
12月 20.9% 22.2% +1.3pt
4Q 1月 31.6% 27.0% ▲4.6pt
2月 41.6% 40.7% ▲0.9pt
3月 30.7% 28.3% ▲2.3pt

「ザ・ノース・フェイス」ブランドの
トピックス

アスレチック市場における新規開拓、フットウエアのさらなる強化を推進

2026年2月、新コレクション「General Athletic Recreation(GAR)」をローンチしました。アスレチックトレイルランニングの機能と軽快さが生む、新たなアスレチックライフスタイルを提案することで、特に若年層や女性向けのアプローチを強化します。
また、当社は中期5ヵ年経営計画の中で、成長余地として「シューズの開発強化と新しいマーケットの創造」をポイントとして挙げ、「トレイルランニングシューズの開発投資」、「アパレル・ギアと連動したライフスタイルマーケットの創造」を掲げています。
フットウエアのさらなる強化に向け、2026年4月には、「ザ・ノース・フェイス」ブランドでは世界初となるフットウエアのコンセプトショップを大阪・心斎橋にオープンしました。3Dスキャンによる側部計測などの体験コンテンツもお楽しみいただけるほか、常駐するシューフィッターの資格を持つスタッフが、それぞれのライフスタイルに合わせたフットウエアを提案します。
新たなコレクションやコンセプトショップのオープンなどの施策を通し、お客様との様々な接点を創出するとともに、「ザ・ノース・フェイス」の新たなブランド体験を提供していきます。

コレクションビジュアル
General Athletic Recreation(GAR)
店舗外観
「THE NORTH FACE FOOTWEAR SHINSAIBASHI(ザ・ノース・フェイス フットウエア シンサイバシ)」

「ゴールドウイン」ブランドの
トピックス

欧米エリアに予定通り出店。グローバルでの認知拡大と事業基盤の拡大を推進

ロンドン、ソウルに続き、2026年4月に米国旗艦店「Goldwin New York」をオープンしました。
出店場所のLafayette Street(ラファイエット・ストリート)は、マンハッタンのソーホーとノリータの境目に位置する、トレンド感あふれる場所であり、スポーツ、アウトドア、ストリート、ラグジュアリーといった多様なカルチャーが交錯し、新たな価値観やスタイルを世界へ発信する象徴的なエリアです。
多くの人々が行き交うこの場所にブランドの発信拠点となる路面店を構えることで、感度の高い客層に向けた高い集客力を狙います。
今後も日本、中国大陸以外での出店も加速させ、グローバルでの認知拡大と事業基盤の強化を進めていきます。

店舗外観
店舗外観Goldwin New York(2026.4.24 OPEN)