ラグビーのユニフォームでも採用された立体成型技術を導入
ゴールドウイン2021年のボッチャ日本代表ユニフォームを発表
2016年から日本ボッチャ協会への支援を開始
プレスリリースのポイント
①ゴールドウインと日本ボッチャ協会が発表した2021シーズン日本代表ユニフォームのコンセプトは、円形をモチーフにし、チームのテーマである「一丸・和」を表現。
②ラグビーのユニフォームにも採用されている立体成型技術により臀部の縫い目をなくし、傷や褥瘡(じょくそう)への不安を和らげた。
③ゴールドウインは、2016年のボッチャのユニフォーム開発を機に、パラスポーツ用のウエアや装具開発のプロジェクトをスタート。
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:渡辺 貴生/東証一部:コード番号8111)は、7月14日(水)、一般社団法人 日本ボッチャ協会(以下、ボッチャ協会)と共に、2021シーズンの日本代表ユニフォームなど、選手へ提供するチームウエアの発表をしました。ゴールドウインは、2016年からボッチャ日本代表にチームウエアを提供しており、2017年にはボッチャ協会とゴールドパートナー契約を締結しています。
ゴールドウインは2016年を機に、既存商品では選手の要望に応えることが難しいことからゴールドウインで初となるパラスポーツ用のウエアや装具開発のプロジェクトをスタートさせ、ボッチャの競技特性に合わせて、選手のプレーを支えることのできる機能や快適性を備えたウエア、装具の開発に取り組んでいます。
2021年のユニフォームのデザインコンセプトは、縁起の良い吉祥文様である「蜻蛉(とんぼ)」の複眼と、成長を表す「麻の葉」を重ねて構成した円形をモチーフにデザインし、チームのテーマである「一丸・和」を表現しました。白ベースをホーム用として、アウェイ用に赤ベース、青ベースを用意し、計3カラーのユニフォームを提供します。
機能面では、ゲームシャツの脇の部分に伸縮素材を使用。身体の動きに追随するゴールドウイン独自の立体パターン設計「EZ MOVE®」(イージームーブ)を前モデルから引き続き採用し、ボッチャで重要となる腕周りの可動をスムーズにしています。
また、ゲームパンツでは、車いすに長時間座ると、肌に生地の縫い目が当たって傷や褥瘡(じょくそう)ができやすくなるため、縫い目をフラットにするゴールドウイン独自の「SMART SEAM®」(スマートシーム)テクノロジーを採用し、肌へのあたりや擦れを軽減しました。特に、臀部は、ラグビーのユニフォーム開発で確立した立体成型技術によって体型にフィットする曲面を実現し、縫い目をなくしました。
パラスポーツの選手のためのウエアや装具の開発は、富山県小矢部市にある「ゴールドウイン テック・ラボ」(以下、テック・ラボ)を拠点に行っています。テック・ラボはゴールドウイングループが2017年に開設したスポーツウエアの研究開発施設です。
ボッチャでは、身体をほとんど動かせないなど重い障がいを持つ選手が少なくありません。そこで開発プロセスにおいてもテック・ラボの持つ先進技術を導入。スマートフォンを使った3Dスキャン技術で身体計測時間を短縮し、コンピューター上でウエアの着用状態を確認できる着装シミュレーション技術で試着回数を抑えるなど、選手の負担を減らす取り組みを重ねました。
ゴールドウインは「SPORTS FIRST:スポーツファースト」というタグラインを掲げ、社員育成や地域社会への貢献などスポーツを通じた豊かな暮らしの実現と、社会の発展に寄与することを目指しています。スポーツ用品メーカーとして蓄積してきた技術と経験を生かしたパラスポーツ支援も、その取り組みの一つです。ボッチャ協会をはじめ、各競技団体と契約をし、ゴールドウインが企画・生産するブランドによる日本代表へのウエア提供など、様々な支援活動を行っています。
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