ザ・ノース・フェイスを象徴する製品「バルトロライトジャケット」でCFPを算定 ゴールドウインの長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」における課題解決の一環としてNews

株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長:渡辺 貴生)は、環境省による「令和6年度 製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」に参画し、当社の展開するアウトドアウエアブランド、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」を象徴する製品である「バルトロライトジャケット」のカーボンフットプリント(CFP:Carbon Footprint of Product)を算定しました。その結果、本製品のライフサイクル全体における温室効果ガス排出量は31.8kg-CO2eであることがわかりました。

■バルトロライトジャケットの温室効果ガス排出量

TOTAL(総量): 31.8kg-CO2e

※数値は小数点第二位以下を四捨五入しているため各段階の合計と総量値が異なります。

※算定対象期間:2024年秋冬発売の製品に関わるものを対象としています。

※環境省から委託されたボストン コンサルティング グループの支援のもと、CFP の算定を行いました。

今回の「バルトロライトジャケット」における算定結果から、原材料調達段階での排出量が多いことが判明したため、今後はサプライヤーとの連携を強化し、原材料の排出削減につながる施策を推進していきます。さらに、リペアサービスや衣類のリサイクルを促進することにより、廃棄段階における排出の削減も行います。今回の算定実施を機に、当社が展開する他のブランドを含む多様な製品へ算定範囲を拡大し、削減対策を推進していきます。

■対象製品の詳細

製品名: バルトロライトジャケット(ユニセックス)

サイズ: L

素材: <表地>表側:ナイロン100%、裏側:ePTFE/<裏地>ナイロン100%

<中わた>ダウン72%、レーヨン20%、フェザー8%

算定単位: 1着

対象とする構成要素: 製品本体、収納袋、ブランドネーム、品質ネーム、吊札、製品包装ポリ袋等

当社は、長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」の「環境におけるサステナビリティ」の中で「グリーンデザインの推進」「脱炭素社会の実現」「循環型社会の実現」「生物多様性の保全と回復」を掲げ、中期・長期の目標設定と環境改善に向けた取り組みを進めています。製品の原材料から廃棄まで(Cradle to Grave)のライフサイクル全体を通じた温室効果ガス排出量であるカーボンフットプリントを算定することで、環境負荷の大きな箇所を特定し、これらの課題解決に向けた取り組みに繋げていきます。

■本件詳細

https://about.goldwin.co.jp/sustainability/carbonneutral

■「バルトロライトジャケット」カーボンフットプリント算定報告書

https://about.goldwin.co.jp/cms/wp-content/uploads/2025/02/cfp2025.pdf


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