株式会社ゴールドウインがオフィシャルサプライヤーとして「THE NORTH FACE」ブランドのウエア・用具を提供している「MIURAエベレスト2013プロジェクト」のメンバーは、本日(16日)現地時間午前5時15分(日本時間8:30)にベースキャンプを出発、エベレスト山頂へ向けてアタック体制にはいりました。
アタック隊メンバーは三浦雄一郎氏、豪太氏、倉岡氏、平出氏の4名、そして前線ベースキャンプとなるキャンプ2(6400メートルまで)サポートとして大城和恵ドクター、三戸呂隊員が入り、7名のシェルパが同行いたしました。
三浦雄一郎氏 コメント
BCスタート前(現地4時半)
いまだかつてないくらいとても元気です。
標高6千メートルまでは酸素なしで大丈夫な順化が終わってます。
この先も、今回はキャンプ数を増やしてあるので、キャンプの間が短く、順当にいけると期待しています。
今の体調はまるで東京や札幌にいるのと同じくらい、走りまわることもできる。
天気は予報よりよく、日も長くなり、今年のエベレストは今まで来たなかで一番、おとなしく天気が安定しています。
最終のアタックでは南峰から山頂へ向けて早朝の登頂を目指します。
今いる、ベースキャンプ地点では暖かく素手でも大丈夫なくらい。
まずはエベレスト登山の難所となるアイスフォールを条件のいいなかで、7時間ぐらいで登り、なるべく体力のダメージを最小限に抑えていきたい。がんばっていってきます。
5月16日 木 BC/C1 6050
5月17日 金 C1/C2 6500
5月18日 土 C2 6500
5月19日 日 C2 6500
5月20日 月 C2/C3 7000
5月21日 火C3/C3’(ピストル岩)7530
5月22日 水C3/C4(サウスコル) 7980
5月23日 木 C4/C5 8500
5月24日 金 C5/頂上/C4 8848
5月25日 土 C4/C2 6500
5月26日 日 C2/BC 5300
下記、他隊員の5日の出発前夜コメントです
三浦豪太氏:
今回のエベレスト登山は三浦雄一郎80歳のチャレンジである。
これは人類史に残る挑戦となるだろう。僕はそのサポートとして精一杯のことをするつもりだが、それ以上のことをするつもりはない。
自分にできることを全うすること。そのためには決して無理をしてはいけないということを前回学んだ。
明日、頂上への長い道のりの第一歩を踏み出す。
日本のみんなの思い、チームの思いを背負いながら、父と一緒に同じ景色を眺め、世界の最高峰に立てるよう着実に足を踏みしめていきたい。(5月15日、日記より)
倉岡登攀リーダー
明日朝いよいよ出発となりました。もし明日出発できると24日登頂の予定です。イエーイ!がんばります。
平出カメラマン
三浦雄一郎先生がどのようにエベレストに対峙していくか、その模様をリアルに切り取って撮影していきたいと思っております。
大城和恵ドクター
雄一郎先生も隊員もシェルパも全員、非常に良く体調作りができました。これから頑張って出発したいと思っております。
オフィシャルサイトもあわせてご覧ください。
http://miura-everest2013.com/
ミウラ・ドルフィンズ提供