THE NORTH FACE アスリート馬目弘仁氏ネパールヒマラヤ・クーンブ山群にあるキャシャール峰に登頂News

GOLDWIN NEWS LETTER

THE NORTH FACE アスリート馬目弘仁氏
ネパールヒマラヤ・クーンブ山群にあるキャシャール峰に登頂しました

株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:西田明男)の「ザ・ノース・フェイス」の契約アスリートである馬目弘仁(まのめ ひろよし)氏が、メンバーとともに、ネパールヒマラヤ・クーンブ山群にあるキャシャール峰南ピラーのアルパインスタイルによる初登攀に成功しました。

今回登攀したルートは、メンバーにより、nima line(ニマライン)と名付けられました。
nimaとは、シェルパ語で「太陽」の意味。
今回のクライミングは本当に太陽のあたたかさに助けられ、現地語で感謝の意を表したいとの思いからこの名前となりました。

◆遠征期間:2012年10月14日~11月27日
◆登攀期間:2012年11月6日~12日
◆メンバー:花谷泰広 (隊長・渉外・医療)、馬目弘仁 (食糧・会計・輸送)、青木達哉 (装備・渉外)

2012年10月14日に日本を出発した一行は現地到着後、高度順化のためにメラピーク(6,654m)でプレ登山を行いました。
その後3日間の休養をはさんだ後、目指すキャシャール峰にアタックを開始しました。

11月6日から行動を開始し、脆い岩や不安定な雪、傾斜の強い壁に登攀は困難を極めましたが11月11日午後4時頃登頂。(標高差2,200m)
登りでは5回のビバーク、下りは1回のビバークを余儀なくされました。
翌12日午前9時30分頃、視界が悪く何度かルートを見失いながらも麓のロッジに到着し、登山が終わりました。

登山記録の詳細は今後、THE NOTRH FACEのホームページでもご紹介します。
https://www.goldwin.co.jp/tnf/special/kyashar/index.html

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【2012年11月11日馬目弘仁氏の回想より抜粋】
疲労もかなりたまってきているのだろう。この登攀最後に担当したユマーリングで意識が飛びそうなくらい疲れてしまった。
セラックの上は傾斜の落ちた易しい雪稜を標高差で150mほど登ると尽きたところに丸く突き出た頂上雪塊があった。
その20m位のギャップを見て、正直「ここまで来て、また登らせるのかよ。」と少々腹立たしくさえ思ったものだ。
花谷、青木を先に行かせてから自分も頂上に向かう。感動は無かった。
いろいろ感じるには疲れ過ぎていたかもしれない。(全く無かったか?いや、ちょっとホッとしたかも。)
時刻はもうすでに16時、頂上が確実となった時点で私の関心は登頂より下降のことに移っていた。感無量な2人のパートナーをせかすように下降にはいった。

◆キャシャール峰概要
エベレストの南南西27km、カンテガ峰とクスムカングル峰を結ぶ尾根上に位置している。
キャシャール峰の標高は、ネパール政府の公式では6,767m(他には6,769m、6,770m)とされている。
キャシャール峰はPeak43とも呼ばれている。
1984年にネパール政府がキャシャールと改称、由来は西方にあるキャシャール谷からきている。
峰の南方面はピラミダルな山容を誇り、標高差約1,700m以上の大岩壁となっている。

◆キャシャール峰登攀史
長らく未解禁であったため初登頂は21世紀に入ってからである。
2003年10月、ブルース・ノーマンド(英)隊長が率いる4カ国混成隊によって西稜から成された。
大岩壁を2分するように立ちはだかる南リッジは、計3隊(チェコ隊、英国隊、イタリア隊)によってトライされているが全て約6,200m付近までで断念している。
昨年は、アンディ・ハウスマンら英国隊がやはり6,000m付近まで到達している。
キャシャールの南ピラーは、クーンブ地方では残り少ない現在未踏の魅力あるルートの1つであった。


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