ゴールドウインの研究開発から生まれたテクノロジー「Voxeloft」搭載の製品をGoldwinとTHE NORTH FACEから発売News

― 空気層を多層化する独自構造設計で、保温性の可変を追求 ―

株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長CEO:渡辺 貴生)は、独自開発した保温性可変テクノロジー「Voxeloft(ヴォクセロフト)」を搭載した製品を、「Goldwin(ゴールドウイン)」と「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」から今秋、数量限定で発売します。

「Voxeloft」は、衣服内の空気量をコントロールすることで、高い保温性と調整機能を両立する当社独自の保温性可変テクノロジーです。従来のように着用環境に応じて保温性の異なる衣服を選択するのではなく、衣服内の空気量を調整することで、寒暖差のある環境下でも常に快適な保温性に調整できる衣服構造を追求しました。登山やトレイルランニングなど、運動量や天候、標高差によって体感温度が大きく変化するアウトドアシーンはもちろん、屋外と屋内の行き来が頻繁な都市生活まで、さまざまな環境に1着で柔軟に対応する、快適な保温性を保ちやすいウエアとして提案します。


■開発背景
アウトドアウエアに求められる保温性は、単に「暖かいこと」だけではなく、行動中の産熱量や天候の変化に応じて快適性を維持できることが重要です。登山やトレイルランニングなどのフィールドでは、雨や風、低温といった悪天候の中で立ち止まり、レイヤリングを調整すること自体が困難な場面も少なくありません。着脱のために行動を止めることが身体的な負荷やストレスにつながることもあるため、悪条件下でも着脱を伴わずに保温性を調整できるウエアが求められていました。加えて近年は、気候変動による大きな気温変化や、アクティビティと日常を横断する着用シーンの広がりにより、保温性に対するニーズも多様化しています。
こうした背景を受け、当社は富山本店にあるモノづくりの拠点R&D本部を中心に、保温の新たな可能性を探る研究開発を進めてきました。その中で着目したのが、空気の断熱性です。トリプルガラスなどに用いられる断熱構造の考え方をヒントに検証を重ねた結果、単純に空気層を厚くするだけではなく、空気層を多層化・細分化することで、より高い保温性が得られるという研究結果をもとに、「Voxeloft」テクノロジーを開発しました。


■「Voxeloft」テクノロジーの特長
1) 空気を“積層”して保温する独自構造
幾何学的に設計した接合構造によって、衣服内に複数の空気層を形成。空気を細かな隙間に閉じ込めて対流を抑制することで保温性を高めます。

2) 環境変化に応じて調整できる保温性
着用環境の変化に応じて空気の量を調整することで、1着で快適な保温性を目指した設計です。寒暖差のあるフィールドや都市生活においても、幅広いシーンでの活用を想定しています。

3) レイヤリングの新たな選択肢を提案
従来は悪天候の中で立ち止まり着脱することが必要だったレイヤリング機能を、1着のウエアで担います。荷物の軽減にもつながります。

■製品情報
① Voxeloft Insulated Vest(ヴォクセロフト インサレーテッド ベスト)
品番:GG56304
価格:132,000円(税込)
カラー:BK(ブラック)
サイズ:1,2,3,4
素材:
〈表地・裏地〉表側:ナイロン100%(コーティング等樹脂加工)裏側:ポリエステル100%〈脇〉ナイロン92%、ポリウレタン8%〈中わた〉ポリエステル100%
発売日: 2026年10月9日(金)
販売店舗:Goldwin Sapporo、GRAVITY KANDA、Goldwin London、Goldwin New York、Goldwin Online Store

② Nupuri Airchamber Vest(ヌプリ エアーチャンバー ベスト)
品番:NS62645LAB
価格:253,000円(税込)
カラー:K(ブラック)、OW(オフホワイト)
サイズ:M,L
素材:
〈身頃〉7D x 4D Ripstop Recycled Nylon 表側:ナイロン100%(コーティング等樹脂加工)裏側:ナイロン100%〈ポンプサック〉20D Recycled Nylon GORE-TEX® C-Knit Backer(3層)表側:ナイロン100% 中間層:ePE 裏側:ナイロン100%
発売日:11月末(予定)
販売店舗:GRAVITY NISEKO、GRAVITY KANDA、GRAVITY HAKUBA、GRAVITY TOMAMU、THE NORTH FACE+サッポロファクトリー、THE NORTH FACE UNLIMITED GINZA、THE NORTH FACE UNLIMITED心斎橋PARCO、THE NORTH FACE LAB、Goldwin Online Store

■本技術の研究開発拠点R&D本部
創業の地・富山本店に拠点を置く当社のR&D本部は、最先端の高機能製品を生み出す中核組織です。
運動解析や、素材・技術・設計の開発や理論構築を担い、先端的なモノづくりの拠点となる「テック・ラボ」、型紙の設計・資材企画書や縫製指示書の作成など、開発したアイディアを製品設計へと展開する「テクニカルデザイン部」、高度な技術を要する製品の製造と、当社らしい品位・技術継承を担う「プロダクトエンジニアリング部」、さらに年間約1.7万件のリペア対応を通じて製品のロングライフを実現し、リペア傾向から品質や仕様の改善を提案する「リペアデザインセンター」の4部門で構成されています。
これら4つの機能を一つの企業内、かつ同一拠点に集約している体制は、当社の強みです。研究開発、設計、製造、修理・改善までを一貫して連携できることで、開発スピードの向上に加え、品質の磨き込みや技術の蓄積、製品力の強化を実現しています。
当社は、この独自のR&D体制を基盤に、現場起点の課題解決と継続的な製品進化を推進します。


【参考資料】
2025/8/20既報:https://about.goldwin.co.jp/news/page-38265
プレスリリース 研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」が空気で保温性を大きく可変できるテクノロジーを開発


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