管理本部 財務部 財務グループ
2008年入社
2008年入社。東京・富山の経理部や金融機関への出向を経て、現在は財務部マネージャーとして資金管理や資本政策、金融機関対応などを担う。趣味は「Excel・改善・効率化」。
東京と富山をまたぐ日々
——松﨑さんは財務に携わっていますが、東京と富山の二拠点生活をされていると伺いました。
はい。東京本社の財務グループでマネージャーを務める一方、創業の地である富山本店の財務部門にも所属しています。基本は単身赴任先の東京本社で勤務し、月に数日ほど家族のいる富山本店でも勤務するという二拠点生活を送っています。こうした働き方ができるのは、家族の支えに加え、職場の理解や協力があるからこそです。

——ふたつのポジション、それぞれ何を担当されているのでしょうか?
東京・富山で担当業務に大きな違いはなく、会社の資金管理や金融機関とのやり取り、為替管理を含む海外取引先への支払い、配当や自己株式取得を含む資本政策の検討・実行といった業務を幅広く担当しています。
数学専攻から予想外の配属へ
——掛け持ちしていることもあってかなり業務範囲が広いですが、大学では何を専攻されていたのでしょうか?
情報数学です。研究室では最適化理論を学んでいて、例えば物流倉庫から店舗まで、どのようなルートでトラックを走らせればコストや時間を最小化できるか、といったことを研究していました。就職活動ではIT企業からも内定をいただいていたのですが、幼いころから水泳をしていたこともあり、スポーツに関連する企業のシステム部門に入った方が自分の知識や興味を生かせるのではないかと思っていました。ですが、実際に配属されたのは経理部でした。

——想定とかなり異なる配属だったのですね。
そうなんです。当初はシステム分野や水泳のブランドに関わる仕事をイメージしていたので、最初は驚きました。
学生時代は数式をプログラミングして扱うことが中心で、簿記や会計の知識があるわけではありませんでした。入社時はまさにゼロからのスタートだったので、まずは簿記を学ぶところから始めました。結果的にはそこで会計や経理の面白さに出会うことができました。希望していた配属と違っても、そこで得た経験が今の強みになっていると感じています。
——入社から18年、どのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか。
入社後4年間は東京本社で、有価証券報告書の作成など経理の中核となる業務を担当しました。続く富山本店での10年間は、原価計算や税務申告などを担当しました。富山にいた時期は会社の規模が大きく拡大していくタイミングでもあり、事業成長とともに社内の活気が高まっていくのを感じていました。
その後、大きな転機になったのが、金融機関に2年間出向した経験です。コンサルティング部門に所属し、中小企業から大企業まで幅広いお客さまに対して、現状分析を踏まえた財務・税務面の提案に携わりました。それまで自社を中心に見てきた私にとって、さまざまな企業と向き合う中で大局的な視点を持てたことは、本当に大きな経験でした。出向中には、必要な知識を身につけるため、FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格も取得しました。出向先で教わった「お菓子を買うより本を買え」という言葉は、今でも印象に残っていて、以来、学びへの投資を意識するようになりました。

「考える時間」を生む仕組みづくり
——仕事のやりがいや難しさはどんなところに感じていますか?
財務の仕事は表に出ることは少ないですが、「縁の下の力持ち」として誰かの挑戦を支える役割だと考えていて、そこに誇りを持っています。必要な資金を適切に確保し、事業運営を滞りなく支えることもその一つです。

——日々、膨大な量の情報と付き合っていく必要がありそうですね。
自社や他社の株価、為替、ニュースなど、日々追いかける情報は多く、頭が追いつかなくなることもありますが、それも含めて面白さだと感じています。
——今後、挑戦していきたいことや目標はありますか?
自分自身やチームのメンバーが、企業価値の向上につながる提案を考える時間を確保することです。
以前はExcelのマクロを自分で組んで仕組み化を進めていましたが、属人化が課題になることもありました。今は変化が激しく、日々の業務に追われがちですが、外部ソリューションなども活用しながら効率化を進め、本質的な課題にじっくり向き合える体制をつくっていきたいですね。
私の推しアイテム:レーザー・レーサー

スピード社の「LZR Racer」です。水泳界に大きな衝撃を与えた革新的な水着で、水の抵抗を抑える技術面はもちろん、デザインにコム・デ・ギャルソン社が関わるなど、細部へのこだわりも魅力です。実はもったいなくて一度も着用できず、購入使当時のタグが付いたまま大切に保管している私の宝物です。