グローバルブランド事業本部 スピード事業部事業グループ マーケティングチーム
2022年入社
セレクトショップでの販売と本部プレスを経て入社。ECから撮影、イベントやマーケティングなど、スピード事業部のPR全般を担う。趣味は旅行と食べること。最近はガチャガチャにハマっている。
競泳と日常を横断して伝える
——武田さんはスピードのプロモーションチームにいらっしゃいますよね。具体的な業務内容を教えてください。
PRやマーケティング全般を担当する立場として、プレス向けの展示会からECサイトの企画、一般向けのキャンペーン企画まで、プロモーションに関わることすべてを手掛けています。
スピードと聞くと競泳のイメージが強いと思いますが、競泳向けのコアなアイテムからレジャーやリゾートに向けたライフスタイルのアイテムまで、実は幅広く展開しています。コアである競泳のノウハウがあるからこそ、ライフスタイルのアイテムにも説得力が生まれます。カテゴリーを分けすぎず、両方の領域をしっかり把握しながら、チーム全体でブランドをどう作っていくかを日々考えています。

——前職はアパレル業界だったと伺いました。なぜPRの道に進まれたのでしょうか?
とにかく接客がしたくて、最初はセレクトショップの販売員からキャリアをスタートしました。接客を通して、お客様が「お姉さんが着ているから同じものを買ったよ」と言ってくださることがあって。自分がほんの少しでも誰かに影響を与えられた瞬間がすごく嬉しかったんです。そこからSNSの発信などを通してPRの道に進み、もっと大きな規模で社会に影響を与えたいと思うようになりました。
生地一枚に詰まった技術とこだわり
——その後、ゴールドウインに入社したきっかけは?
もう少し大きな規模で社会に貢献できる仕事をしたいと考えていた時期に、前職のバイイング業務を通してゴールドウインの商品に出会いました。スポーティでありながらファッショナブルで、機能的かつヘルシーな印象に惹かれました。私自身、幼少期に一番長く続いた習い事が水泳で、当時からスピードを着ていたこともあり、自分の中に水との親和性を感じてご縁があり入社しました。

——ファッション業界から競技スポーツの世界へ入り、ギャップはありましたか?
ギャップだらけでした。ランニングや登山のウェアと違って、競技用の水着は言ってしまえば生地一枚なのです。その一枚で0.01秒の速さを競うために隠された機能や、過酷な練習に耐えるための素材のこだわりを知って本当に驚きました。
——ライフスタイルにおけるスピードの強みはどこにあると思いますか?
ライフスタイルのアイテムを提案する時も、ただ可愛い、トレンドであると伝えるだけでは、他のアパレルブランドに分があります。競泳で培った機能をどう説得力として持たせるか、ビジュアル一つ撮るにしても日常のシーンにどうスポーティさを入れるか。日々頭を抱えながら考えるのが難しくもあり、最高に楽しい部分でもあります。
例えば、女性らしい綺麗なAラインのシルエットの服なのに、スピードのスポーティなロゴが入っている。その違和感が私はすごく好きです。あのロゴがあるだけで、単なる水着ではない、競泳ブランドのクオリティがあると伝わるのは、グローバルブランドならではの圧倒的な力だと感じています。
「凡人」だからこその新たな発見
——水着ならではの難しさや気づきはありましたか?
今のチームには元競泳選手やオリンピアンの寺村美穂さんもいて、本格的なスイマーたちの中に私一人だけ凡人が挟まれているような環境です(笑)。でも、その感覚の違いがとても面白いと感じています。
例えば、私は水着なら黒地にロゴだけが入っているようなスマートなデザインが一番かっこいいと思っていたのですが、きつい練習に励む選手たちにとっては、少し地厚の方が肌を守ってくれますし、派手な総柄の水着が日々のモチベーションになるのです。陸上のスポーツならウェアの上下でコーディネートを楽しめますが、水着は一枚しか着られないからこそ、柄や色でテンションを上げることが大切なのだと気づかされました。

——元競泳選手が身近にいるからこその気づきですね。
おっしゃる通りです。最近『星のカービィ』とコラボした練習用水着を出したのですが、実はカービィの能力をコピーするという特徴が、上手い人をコピーして自分のものにしていくスイマーの姿と重なるのです。実際に選手からも「水着のおかげでキツい練習も頑張れました」という声を聞いて、そういう届け方があるのだと深く実感しました。素人の私が素直な疑問を投げかけることで、「そういう見方もできるんですね」と面白がってくれる。お互いに新しい発見ができるいい関係性が築けています。
——これからの展望や目標があれば教えてください。
スピードといえば20年前のレーザー・レーサーのイメージで止まっている方も多いと思うのですが、今は少し走ってからそのままプールに入れるような水陸両用のウェアなど、水と日常をシームレスに繋ぐアイテムも存在します。そういった汎用性の高い新しい取り組みをもっと広めていきたいですね。
また、スピードは現時点では日本だけが独自の企画で商品を作れる契約になっています。富山の開発施設を使って日本人の体型に合わせた質の高い水着を作っているので、そのこだわりの商品を、アジアをはじめとする世界へもっと届けていけたら嬉しいです。
私の推しアイテム:ノベルティペンケース

元上司からいただいたSpeedoの非売品のノベルティです。学生時代に流行ったスポーツブランドのエナメル筆箱のようなデザインで、蓋の裏に定規を入れる場所があったりして絶妙な「平成ギャル味」がたまらなく可愛いんです。今は除菌シートや目薬などを入れるポーチとして、毎日職場で愛用しています。